<コラムvol.16>デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問|平野 史香 講師

こんにちは!
本日のコラムは、デジタル整理アドバイザー2級認定講師の 平野 史香 講師に、
「デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問」と題しまして、
デジタル整理®を学ぶきっかけや、活動についてお聞きしました♪
初めて講座のことを知ったという方も、興味がある方も。
必見のコラムとなっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

現在のお仕事の内容について教えてください。
平日はIT企業に勤務し、製品の開発や商品化に携わっています。
業務のほとんどがパソコン上で行われるため、常にデジタル環境の中で仕事をしています。
IT企業での業務では、製品の企画・開発に関わる多くのデータを扱います。
設計資料や仕様書、テストデータなど、関係部署との共有や更新も頻繁に行われるため、「情報の整理整頓」の大切さを日々実感しています。
この“情報の流れを整える”という意識は、後にデジタル整理アドバイザーとして活動する上でも大きな基盤になっています。
一方で、休日は「デジタル整理アドバイザー2級認定講師」および「整理収納アドバイザー2級認定講師」として、講座の講師活動を行っています。
平日と休日で異なるフィールドに立ちながらも、「より使いやすく・わかりやすく整理する」という共通のテーマを軸に活動しています。
仕事と講師、どちらの現場からも“整理”の重要性を改めて感じる毎日です。

デジタル整理アドバイザーになる前から、デジタルの整理は「得意」でしたか?
正直に言うと、あまり得意ではありませんでした。
仕事でもプライベートでもデジタルデータに囲まれていましたが、時間に追われる中で、
自分の作成データ、共有サーバー上のデータ、提出用データなど、同じ内容でも複数のファイルが存在してしまうことが多くありました。
「あの資料、どこに保存したっけ?」と検索ばかりしていたり、
同じデータを何度も作ってしまったり。
便利なはずのデジタルが、かえって時間を奪っているように感じることもありました。
細かくフォルダ分けをしすぎると、今度は目的のファイルが見つけづらくなり、
結局は“年月を6桁で表記したフォルダ”を作り、その中に順次格納していく――
というスタイルに落ち着いていたのが現実です。
整理の大切さは感じていながらも、うまく仕組み化できていなかった時期でした。
そんな自分を変えたいと思っていた矢先に、「デジタル整理」という言葉と出会い、
これこそ今の自分に必要な学びかもしれない、と感じたのを今でも覚えています。

デジタル整理アドバイザー2級認定講座を受講して、受講前と変わった点はありましたか?
「いかに取り出しやすく、探しやすく、自分が使いやすくするか」という考え方は、
整理収納アドバイザー2級で学んだ理論と共通しており、改めて納得しました。
特に感動したのは、ネーミングルールと分類方法が体系的に整理されていたことです。
整理収納と同じく、やり方がわかれば誰でも続けられる仕組みができる!と感じました。
自分だけが使うパソコンであれば自分流のルールで問題ありませんが、
職場など複数人で共有する環境では、誰にでもわかりやすい仕組みを作ることが重要だと実感しました。
講座後は、フォルダ名やデータ名に迷う時間が減り、仕事の効率も上がりました。
また、深く考えずにフォルダを増やすことがなくなり、
「データ整理をためない」「メールボックスの整理をためない」ことを意識するようになりました。
モノとは違い、データはあっという間に増えていきます。
少し面倒でも、未来の自分のために日々コツコツと整理を続けていく――
そんな意識を持てるようになったことが、何よりの変化だと感じています。

どうしてデジタル整理アドバイザー2級講師になろうと思ったのか、志したきっかけを教えてください。
IT関連の仕事に携わってきましたが、「デジタル整理」という言葉に出会ったのは、
整理収納アドバイザー2級認定講師の資格を取得した後に参加した『整理収納フェスティバル』で、デジタル・ファイリング・ラボのブースを訪れたことがきっかけでした。
「デジタル整理アドバイザーってどんなことをするのだろう?」という興味から2級を受講し、
その後1級、講師試験へと進みました。
講座では、ネーミングルールと分類方法が体系的に整理されていることに感動しました。
「整理するのはモノだけではない。データにも“使いやすくする仕組み”がある」――
そう実感した瞬間でした。
このわかりやすい仕組みを多くの方に知ってほしい。
特に、パソコンやスマートフォンのデータに振り回されている方、デジタルに苦手意識を持つ方にこそ届けたいと思いました。
難しい専門知識がなくても、ちょっとしたルールと考え方で劇的に変わる。
その驚きと楽しさを、講座を通して共有したいと思っています。
そして、講座を通して受講者の悩みや工夫を聞く中で、自分自身も学び、成長し続けられること――
それもまた、この仕事の大きな魅力だと感じています。

デジタル整理アドバイザー認定講師として、今後どのような活動がしたいですか?
まずは、講座の内容をわかりやすく、実践につながる形で伝えられる講師を目指しています。
ただ知識を伝えるだけでなく、「自分の生活にどう取り入れるか」「どんな工夫で続けられるか」を受講者の方と一緒に考えられるような、そんな講座を展開していきたいと思っています。
次のステップとしては、整理収納とデジタル整理の両方の視点を活かした「終活向け」のサポートに取り組みたいと考えています。
今や情報の多くがデジタル化され、スマートフォンやクラウド上に写真や文書、各種アカウントが保存されています。
指紋認証やFace IDなど、本人でないと開けないデータも増えており、デジタルの便利さの裏で「残された家族が困る」ケースも少なくありません。
私自身、写真データやアカウントの整理など、“人生の記録をどう残すか”というテーマにも強い関心があります。
思い出や大切な情報を、家族が困らない形で残せるようお手伝いする――そんな活動を通して、「もの」と「データ」の両面から人生を整えるサポートができたらと考えています。
デジタルの世界は、便利でありながらも日々変化していきます。
その変化に寄り添いながら、フィジカル(物理)とデジタルの両方から整理を進める――
そんな“バランスの取れた生活”を提案できる講師を目指しています。

最後に、コラムをお読みの皆様にメッセージをお願いします。
「デジタル整理」と聞くと、少し難しそう、苦手かも?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、「なんだろう?」と感じた時点で、もう第一歩を踏み出しています。
知らないことを知るのは、とても楽しいこと。
そして“知る”が“わかる”“できる”に変わると、日々の暮らしがぐっとラクになります。
講座では、難しい言葉は使わず、実際の事例を交えながらゆっくり進めています。
パソコンが苦手な方でも安心してください。一緒に“わかる・できる”を体験しましょう。
データ整理は、一度やれば終わりではなく、暮らしの変化とともに見直していくものです。
だからこそ、最初の一歩を楽しみながら踏み出すことが大切だと思っています。
難しく考えず、まずは小さな扉を一つ開けてみてください。
講座で皆さまとお会いできる日を、心より楽しみにしています。
平野 史香
東京都中野区
整理収納アドバイザー2級認定講師/デジタル整理アドバイザー2級認定講師
大手IT企業勤務25年、ワーママ歴20年。コロナ禍でテレワークへシフトしたことで、データ共有の課題を解決したく、デジタル整理アドバイザーを取得。仕事柄PC操作はおてのものだが、デジタル整理はPCで仕事をする人全員が知っておいた方がよい理論と痛感。講座ではテレワークでのデータ共有課題解決の実体験や、ワーママ目線のデジタル活用術も交えながら『知らないコトを知る』楽しさと共にデジタル整理の大切さをお伝えしています。そして、デジタル整理はPC内の整理にとどまらず、心の中や身の回りの整理にも通ずるものがあります。是非一緒にデジタル整理を学んでみませんか。
意識せずともデジタルと何かしらの接点をもつ環境に身を置く私たち。パソコンもスマホも便利な機能ばかりに目が行きがちですが、逆に不便になること、注意が必要なこともあります。でも心配しなくて大丈夫、難しくはありません。一緒にデジタル整理の基本を学び、安心・安全、そして快適なデジタルライフを過ごしましょう!

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