<コラムvol.13>デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問|古里 京子 講師

こんにちは! 
本日のコラムは、デジタル整理アドバイザー2級認定講師の 古里京子講師に、
「デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問」と題しまして、

デジタル整理®を学ぶきっかけや、活動についてお聞きしました♪

初めて講座のことを知ったという方も、興味がある方も。
必見のコラムとなっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

現在のお仕事の内容について教えてください。

デジタルクリアワークスという屋号で、デジタル整理、パソコンやスマートフォンの活用相談、そして講師業を行っています。屋号には「デジタルをスッキリ整理(クリア)して、誰もが安心してデジタルを使える環境で作業(ワークス)できる」という意味を込めています。


「難しい」「わからない」「触りたくない」といったデジタルへの苦手意識を解消し、お客様の心とデータをスッキリ整えるサポートを心がけています。特に、シニア世代の方々には「わかる・できる・使える」喜びを届け、デジタル操作に困っている方には“身近な相談役“になることを目指しています。
提供している講座は、デジタル整理の専門知識を深める「デジタル整理アドバイザー2級認定講座」と、お客様のニーズに合わせた「デジタル終活オリジナル講座」です。

他の講師の方々とは異なり、デジタル整理アドバイザー2級認定講師の資格を取得してから起業しました。これまでの仕事で培ったパソコンスキルと経験を活かし、お客様一人ひとりに寄り添ったサポートを提供しています。

デジタル整理アドバイザーになる前から、デジタルの整理は「得意」でしたか?

得意とは「人より上手く、苦労なく自然にできること」という認識であれば、以前からデジタル整理は得意だと思っていました。

実際、パソコンのデスクトップには必要最低限のフォルダだけを置き、ハードディスク内でも「階層」という言葉は知らずとも、フォルダの中にさらにフォルダを作成してファイルを整理していました。
しかし、これらはあくまで自己流の感覚で行っていたことです。デジタル整理について学ぶ機会や、他者と比較する機会がなかったため、「正しい」やり方を知りませんでした。デジタル整理アドバイザーになるまでは、自分の整理方法が正しく、「得意」だと思い込んでいたのです。

デジタル整理アドバイザー2級認定講座を受講して、受講前と変わった点はありましたか?

デジタル整理アドバイザー2級認定講座を受講して、受講前と大きく変わった点がいくつかあります。
受講前は自己流で「得意」だと思っていた整理方法が、実は「正しくない」ことに気づかされました。見た目はスッキリしていても、必要なファイルをすぐに探し出せないという問題がありました。ファイル名だけでは内容が分からず、毎回クリックして中身を確認していたため、実用性に欠けたデジタル整理だったと思い知らされました。

受講して変わった点は主に2つあります。

  1. フォルダやファイルのネーミング: 今ではネーミングルールを意識することで、中身が一目でわかるようになり、目的のデータをすぐに探し出せるようになりました。
  2. 書類のデータ化: 管理が必要な領収書や書類をデータ化することにしました。これにより物理的な書類が減り、その分のスペースがすっきりして有効に使えるようになりました。
    これらの変化を通じて、デジタルの扱いが格段に効率的になり、ストレスなくデータにアクセスできるようになりました。
どうしてデジタル整理アドバイザー2級講師になろうと思ったのか、志したきっかけを教えてください。

若い頃は夫の転勤で引っ越しを繰り返しており、そのたびに様々な仕事に就きましたが、大半がパソコンにかかわる仕事でした。どの職種においてもデータ整理に関しては、学ぶ機会も他者と比較する機会もなかったため、「正しいやり方ってどうすればいいんだろう?」というモヤモヤを常に抱えていました。


夫の退職を機に地元へ戻ったタイミングで、デジタル整理アドバイザーの存在を知り、すぐに講座を受講しました。実は、その受講中に「私が長年抱えていたモヤモヤの解決法はこれだ!」と確信し、「きっと私と同じように、データの整理方法で悩んでいる人はいるはず。このデジタル整理を同じように悩んでいる人に伝えたい!」と思ったことが、デジタル整理アドバイザー2級認定講師を目指す一番のきっかけとなりました。

デジタル整理アドバイザー認定講師として、今後どのような活動がしたいですか?

最近、「個人のデジタル資産の管理」について深く考えるようになりました。職場での共有データと異なり、個人のデジタル情報の存在や場所は、本人しか知らないケースがほとんどです。この現状のままで本当にいいのか、という疑問を持つようになりました。

そして思い至ったのが“デジタル終活“の重要性です。”終活“と聞くと、「まだ早い」「シニア世代になってからでいい」と思う方も多いでしょう。しかし、今の時代、若い世代からシニア世代まで、ほとんどの人がスマートフォンを使っています。そこには、家族写真、メール、SNSアカウント、ネット銀行やサブスクリプションの契約情報など、本人以外知り得ない情報が数多く保存されています。もし、これらを整理しないまま万一のことが起きてしまうと、残されたご家族が対応に困るケースが少なくありません。


先日、突然ご主人を亡くされた友人の話を聞く機会がありました。「主人は自分の資産をすべてパソコンとスマホで管理していたのに、私はログイン情報が分からず、業者に頼んだら想像以上に時間と費用がかかって大変だった」と話してくれました。
身近な人の話を聞き、“デジタル終活“の必要性をますます強く感じるようになりました。今後は、デジタル整理とともに、この”デジタル終活”の重要性とその具体的な方法を、より多くの方に伝えていきたいと考えています。

最後に、コラムをお読みの皆様にメッセージをお願いします。

ひと昔前は、パソコンのスキルと言えばWord、Excel、PowerPoint、メールなどの基本操作が主でした。しかし現在では、共有やクラウドサービスの活用を含めたデジタルデータの整理ができることが、もはやベーシックなスキルとなっています。

「デジタル整理アドバイザー2級認定講座」では、正しいデジタル整理の方法を体系的に学べます。それはきっと、皆さんのスキルアップに大いに役立つと信じています。
講座で皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。

古里 京子

青森県八戸市

デジタル整理アドバイザー2級認定講師/コンピューターサービス技能評価試験2級(実務レベル)/ビジネス文書実務検定1級

2018年に整理収納アドバイザー2級を取得。2023年にデジタル整理アドバイザー2級、1級を取得。専業主婦を経て、グルメ雑誌や県の観光ブログライターなどの執筆活動に加え、古文書の現代語訳・デジタル化、講演会や県議会の文書化・デジタル化という、重要文書のデジタル管理業務に従事。 年齢を重ねても学び続ける自称「オールドルーキー」。 パソコンやスマホが苦手な方も、安心して学べる雰囲気づくりが信条で、デジタル化時代に顧客に寄り添うスタイルは、「わかりやすく丁寧」と好評を博している。 経験に基づいた「寄り添い型」の講師スタイルで、受講者のペースに合わせ、わかりやすく丁寧にデジタル整理を伝えている。

モノを整理してきちんと収納すれば、家の中がすっきりするように、デジタルデータも整理すればパソコンの中がすっきりして動きもスイスイ。パソコン作業も楽しくなるはず!私自身が願っている理想です。そういうデジタル整理を楽しくわかりやすい講座でお伝えします。一緒に学んでみませんか♪

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皆様のご受講をお待ちしています!