<コラムvol.7>デジタル整理アドバイザー創設メンバーに聞いた!5つの質問|梶岡 ルミ子 講師

こんにちは! 
本日のコラムは、(株)デジタル・ファイリング・ラボの取締役でありデジタル整理アドバイザー®の創設メンバーでもあるデジタル整理アドバイザー2級・1級認定講師の梶岡ルミ子講師に、「デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問」と題しまして、

デジタル整理アドバイザー®誕生の秘話や、込めた想いについてお聞きしました♪

初めて講座のことを知ったという方も、興味がある方も。
必見のコラムとなっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

デジタル整理の理論を広めたいと思ったきっかけはなんですか

私は育ってきた環境が、父の仕事がエンジニアだったことから、幼い頃から常に最新の電子機器が身近にあったので、自然とデジモノ好き女子に成長しました(笑) また、通っていた大学は経営学部でしたが、当時、出来立てほやほやの情報システムコースのゼミを選択し、プログラミングをしてフロッピーで提出するのが卒論でした。

そのようなデジタルとの関り方をしてきて、特にデジタルに関して困ることはなかった私が、デジタル整理について考え始めたのは、2016年に株式会社PFUさんのドキュメントスキャナー「ScanSnap ix100」を、2018年に株式会社バッファローさんの大容量デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」を購入したことによる影響が大きいと思います。この2つの機器の購入目的は、これまで自宅で整理収納してきた紙モノを電子化しデジタルで管理できるようにすることでした。これにより電子化による省スペース収納を達成できたわけですが、ただじゃんじゃんスキャンして電子化するだけの収納方法には何か違和感を覚えました。OCR機能に頼るだけでなく、デジタルデータであっても、自分のアタマでありかを把握し、自分の手で辿り着けるようにしておくことが次なる課題でなないかと考えました。このことが私が「デジタル整理理論」を構築したいと思ったきっかけとなりました。

今までしてきた仕事の中で、デジタル整理が必要だと感じたシーン、場面はありますか?

今から15年ほど前にMOS(Microsoft Office Specialist)のExcel、Word、パワーポイント、アクセスを取得したのちにパソコン事務がメインの仕事に就きました。その職場では、ひとつのイベントプロジェクトにおいて、上司と私がパソコンもデータも共有していました。途中で上司が急な異動により変わることになり、引継ぎはそのパソコンの中のデータをもって私が新しい上司に伝えなければならなくなりました。

私がそのパソコンのメインユーザーになったので、デスクトップやフォルダやファイル名を全て、共有することを前提としたルールを考えて整理しました。その時、データの整理が出来たからこそ、何とか新しい上司にも効率よく前任者の仕事を引継ぎすることが出来たという経験があります。

講座を制作するにあたって大変だったことはなんですか?

整理収納アドバイザー理論をデジタル整理理論に応用することで、これまでデジタルの整理が苦手だった方々に分かりやすく伝えることが出来るに違いない!というアイディアはチーム内ですぐに一致し講座制作をスタートしました。

そして、デジタルとフィジカルの大きな違いに着目するところまでも割と早い段階で辿り着きましたが、その違いを「理論」として言語化、視覚化するのにかなりの時間を要しました。

そして苦節3年(笑)やっとローンチして開講しましたが、受講者や認定講師のみなさんからのご意見を反映させて改訂も重ねています。デジタルの世界はノウハウもツールもハイスピードで進化しますので、出来るだけ最新の情報での講座をお届けすることは、今後においても重要だと考えています。

デジタル整理アドバイザー2級認定講座は、どんな方に受講してもらいたいですか?

パソコンを使われているあらゆる年齢層の方々に受講していただきたいです。

近年、DXという言葉を耳にする機会が多くなってきたと思いますが、デジタル整理アドバイザー2級認定講座もまたDXを念頭に置いています。若年層の方々はデジタルに対しての苦手意識は低いと思いますが、それゆえに整理する意識も低いのではないかと思います。高齢層の方々にとってもデジタルとの関りはマイナンバーカードひとつをとっても、今やなくては暮らせない時代となりました。

2級認定講座はおもに個人のパソコン内のデータ整理をレクチャーする内容となっておりますが、理論や用語解説などデジタルが苦手な方どなたにでもご理解いただけるよう分かりやすく作成しました。また、ワークや各講師による事例なども共感してもらえるような内容になっていると思います。ぜひ、デジタルが苦手な方も、得意な方にもご受講いただき、データ整理を実践することによって、日々の暮らしをより豊かにすることが出来るということを体感していただけると嬉しいです。

最後に、デジタルファイリングラボが考える新たな目標があれば、こっそり教えてください。

こっそり教えますが。。。デジタル整理アドバイザー1級認定講座を鋭意作成中でございます!

2級講座を構築しはじめた当初から、1級認定講座は共有をテーマにすることを決めていました。これまでに2級認定講座をご受講くださった皆様のお声からも、多くの方がお仕事上でチーム間でのデータ管理のお悩みをお持ちであることが分かり、1級認定講座もまたデジタル整理の促進に欠かせない内容になることを確信しております。また、認定講座につきましてはデジタル整理の理論をお伝えする講座となっておりますので、これとは別にデジタルツールを使った実践的なノウハウをお伝えする周辺講座もお届けできるよう作成することが、今後の目標です。

デジタル・ファイリング・ラボのもとで学んでいただいたことで、皆様のデジタルライフが楽しく、有意義な時間となれば幸いです。

梶岡 ルミ子

愛媛県松山市

整理収納アドバイザー2級認定講師、整理収納アカデミアマスター
情報資産管理指導者/電子ファイリング検定A級 / 写真整理上級アドバイザー

大学卒業後に企業の役員秘書、人事、経理、システム業務に携わり多種多様の書類管理を経験。結婚退職し専業主婦期間を経て、子供の就学を機に社会復帰を志し職業訓練ITスペシャリスト科にてパソコンスキルを取得。職場実習先となったテレビ局でアンテナ力を買われ、制作スタッフに参加し情報番組のリサーチャー、レポーターを担当することになる。傍ら、幼い頃から得意だったお片づけのプロを目指し、2011年にお片づけコンサルタントとして起業。「お客様の心に寄り添い、モノを生かす整理収納」を基本とした整理収納サービスやセミナー、イベント講師として活動。近年は好物のデジモノを駆使した整理収納を分かりやすく発信すべく奔走中!!!

私は新しいモノや何か変化があるコトが好きなのですが、みなさんはどうですか?
もし取り掛かりづらいなと感じている方は、その先にあるメリットを考えてみてください。そうすればワクワク!!!やらなきゃソンソン!!!と思いませんか?
デジタルファイリング・ラボがお届けする各講座はトライしやすくテーマ別にご用意しています。ご興味のあるところからぜひ、ご参加ください。

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皆様のご受講をお待ちしています!