<コラムvol.8>デジタル整理アドバイザー創設メンバーに聞いた!5つの質問|有賀 照枝 講師

こんにちは! 
本日のコラムは、(株)デジタル・ファイリング・ラボの取締役でありデジタル整理アドバイザー®の創設メンバーでもあるデジタル整理アドバイザー2級・1級認定講師の有賀照枝講師に、「デジタル整理アドバイザー2級認定講師に聞いた!5つの質問」と題しまして、

デジタル整理アドバイザー®誕生の秘話や、込めた想いについてお聞きしました♪

初めて講座のことを知ったという方も、興味がある方も。
必見のコラムとなっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

デジタル整理の理論を広めたいと思ったきっかけはなんですか

ハウスキーピング協会の実践的な学びの場であるアカデミアで創立メンバーの福永、梶岡と名物講座「整理収納ビジネスモデル研究会(通称:澤研)」で出会ったのが直接的なきっかけです。

そもそも私がアカデミアで学ぶことになった整理収納アドバイザーの資格を取得した経緯は、企業での書類整理(ファイリング・システム)導入経験でした。私自身はもともとモノの整理はあまり得意ではなかったのですが、企業にいる時にファイリング・システム担当になって、書類整理が進んで行くにつれて職場環境によい変化が起きたり、各部署でのダブリ業務などの発見から業務の見直しやコミュニケーションが加速したりして、書類整理がとても好きになりました。

アカデミアでは、モノの整理と書類の整理は考え方が少々異なる点などもあるので、各ターゲットに沿った書類整理理論を研究しようと考えていましたが、澤研でもっと時代の先を見ることをアドバイス頂き、自分のおかれた現状を鑑みても、確かにデジタル整理はこれからますます必要になる!と感じたので、ぜひこれは皆さんに広めたいと思いました。

今までしてきた仕事の中で、デジタル整理が必要だと感じたシーン、場面はありますか?

”つねに”感じています(笑)とくに必要だと強く感じたのは3回ほどあります。
1度目はデジタルファイリング・ラボでデジタル整理理論の構築を始めたとき。パソコンには触れていましたが、基本的に家事代行や整理収納サービスの現場主義だったので、デジタルデータの整理はどちらかというと二の次という感じでした。
2度目はコロナ禍になったので、時代の流れに乗ろう!と、自分が経営している会社のリアル事務所をなくして在宅で仕事をするようになったとき。自宅と事務所の引っ越しを同時に行い、新居に2箇所分の大量の書類が集まったので量が結構すごかったです。ここぞとばかりにScanSnap iX1500を購入して、ガンガン電子化していきました。おかげで書類の量はグッと減ったのですが、忙しかったので後でデータ整理しようとスキャンの都度ネーミングしなかったために、いま痛い目にあっています(涙)
3度目は整理収納フェスティバルの事務局をしていて。全国各地に散らばった運営スタッフ達が作ったデータはGoogleドライブで共有していますが、データ整理できていないと検索する時間のロスや次年度スタッフへの引継ぎが上手くいかないなど、かなり効率が下がるという経験もしました。 デジタル整理、本当に必要です!

講座を制作するにあたって大変だったことはなんですか?

やはり「言語化」が一番難しいと感じました。モノの整理理論が絶対に応用できる!と感覚的な確信はあったものの、デジタルデータの整理方法等をどの言葉で表現するのがいいのか、どの部分がモノの整理理論と違うのかなど、福永、梶岡と3人で夜中の2時、3時まで長時間にわたって話し合いをすることはここ数年間ザラにありましたので、寝不足との闘いも大変でした(笑) これからもわかりやすさを追及していくという面では、進歩の早いデジタル分野にあわせてこれからも進化させていく必要性を感じていますので、よい意味でこの講座を進化させて行きたいです。

デジタル整理アドバイザー2級認定講座は、どんな方に受講してもらいたいですか?

パソコンを使っている人、仕事をしている人すべての方に受講して頂きたいです。「参考にしたいあのデータどこにしまったかな?」「結局なんだかんだとデータを一日中探していたな」なんていう無駄な検索努力も減って、間違いなく効率化が爆上がりします!し、整理理論は、どのライフステージ、ライフスタイルの一部を切り取ってみても一生役に立つものと自信をもってお伝えできますので、ぜひともご自分のモノにして頂きたいです。 デジタル整理アドバイザー2級認定講師の育成も、この秋から本格的にスタートしました。私たちと一緒にデジタル整理理論を広めてくれる講師陣も様々な経験をお持ちなので、これから受講頂く皆さんにとっても有意義な時間になるのではないかと思います。

最後に、デジタルファイリングラボが考える新たな目標があれば、こっそり教えてください。

2023年7月25日に法人化して、創設メンバー3人で経営理念を考えました。経営理念は”「デジタルで快適な環境を。デジタル整理の力で、笑顔で豊かな毎日を。」株式会社デジタル・ファイリング・ラボは、デジタル化から誰も取り残されない心豊かな社会作りに貢献していきます。デジタル整理アドバイザーの育成を軸に、身近なデジタル化の研究や探究を続け、快適なデジタル環境の促進・サポートをしてまいります。” デジタルという言葉を聞くだけで何となく難しそう、わからないことが多いのでは?なんて尻込みして敬遠されている方も多いかもしれませんが、普段何気なく使ったり作っているデジタルデータの整理からはじめて頂ければ、デジタルアレルギーとどう向き合って克服していけばいいのか光が見えてくると思います。また、色々な意味でデジタル化は今後ますます加速していくのは必須なので、経営理念にもあるように「誰も取り残されない」ようにデジタル・ファイリング・ラボが色々な面から皆さんのサポートができ、信頼して頂ける組織体になっていくことが長期的な目標です。皆さま、ぜひお力添え下さいますよう、今後とも何卒宜しくお願い致します!

有賀 照枝

東京都府中市

デジタル整理アドバイザー認定講師、整理収納アドバイザー1級、整理収納コンサルタント、整理収納アドバイザー2級認定講師、整理収納アカデミアマスター

企業でのファイリング・システム構築を担当した経験をきっかけに、2007年に独立。以来、家庭からオフィスまで多様な現場での整理収納・業務改善サポートを行う。
「部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き」をモットーに、単なる“片づけ”ではなく、業務の効率化・情報の見える化・環境改善に直結する整理術に重点を置いたサポートを行っている。
デジタルにおいても、デジタルデータや共有フォルダの整理、書類のペーパーレス化、チーム間の情報共有の見える化など、働く環境を整える仕組みづくりに注力。「共有フォルダの構造が複雑」「ネーミングがバラバラで目的のデータが見つからない」――そんな職場の“あるある”課題にも、誰でも理解でき、すぐ実践できる“やさしい講座”づくりを心がけている。

日々増え続けるデジタルデータや共有フォルダ、見直せていますか?
デジタル整理アドバイザー講座では、業務の生産性を高めるためのデジタル整理の基本と、チームで共有する情報の整理・運用ルールの考え方をわかりやすく解説します。実際に現場で役立つルール例やネーミングの工夫もお伝えすることで、誰が見ても迷わず使える仕組みを整えることで、探す・聞く・やり直す時間を大幅に削減できます。
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